コスチュームアーティストであるひびのこづえが、シルエット、生地、縫製、装飾と、細部まで妥協なく作り込んだプレミアムTシャツです。
香水瓶、バッグ、ミルクポット、ヒールブーツ——女性のお気に入りをモチーフにした箔押しが、光の当たり方できらめき、可愛らしい虫たちの刺繍がクスッと笑える遊び心を添えます。この装飾を支えるのは、専用に設計されたAラインの本体。丈を少し短く、裾を広げたシルエットで、おしゃれに可愛く着こなせます。
POINT1 美しいAライン──完全オリジナル設計ボディ
通常、オリジナルTシャツの多くはボディーメーカーが用意した既成パターンにプリントを施すのが主流です。生地は選べても、シルエットそのものを一から作ることは稀です。
Premium Tシャツ「FAVORITE」は、その常識にとらわれず、完全オリジナルパターンで一から設計。裾に向かってふわりと広がるAラインシルエットと、あえて短めに設定した着丈は、Tシャツ特有のカジュアルさを抑え、オートクチュールのトップスにも通じる高いファッション性を誇ります。
パターン開発に手間とコストがかかるものの「量産品」とは一線を画したいアーティストの想いが込められています。
POINT2 こだわりの素材──スーパー度詰め天竺
一般的なTシャツの生地は5.0〜5.9オンス程度が主流です。「FAVORITE」が採用しているのは227.7g/㎡(約6.7オンス)の「100 30/2 スーパー度詰め天竺」。一般的な天竺よりも高密度に編み立てたコットン素材です。
30番手の糸を2本撚り合わせた双糸を使い、編み目をぎゅっと詰めて編み上げることで、単糸の生地に比べて丈夫でなめらかな肌触りに。編み目が均一に揃うため見た目も美しく、ハリ・コシがあって透けにくく、型崩れしにくいという特徴も生まれます。「厚みがある=重いだけ」ではなく、密度の高さがそのまま耐久性と上質感につながっています。
POINT3 こだわりの縫製──バインダーネックと熟練の手仕事
襟元には、身頃の生地をリブ生地で挟み込み2本針で縫製する「バインダーネック仕様」を採用。洗濯を繰り返しても首まわりが伸びにくく、型崩れしにくい、非常に頑丈な縫い方です。縫製を担うのは20年以上のキャリアを持つ日本人熟練工のみ。
さらに縫い目の細かさを表す「運針」にもこだわり、襟バインダー14針、脇14針、袖口・裾13針(1インチあたり)で仕上げています。一般的なTシャツの運針は12針程度。1〜2針の違いは些細に思えるかもしれませんが、高級シャツほど運針数が多い傾向があり、糸の使用量・縫製時間・職人の技術の差がそのまま表れています。
※運針とは:1インチ(2.54cm)間にあるミシン目の数のこと。縫製の品質や耐久性を見極めるための重要な指標の一つ。
POINT4 豪華な装飾──箔押し×刺繍
Tシャツの装飾として一般的なのはシルクスクリーンプリントですが、「FAVORITE」が採用しているのは「箔押し」。あらかじめ作った版を使い、熱と圧力で金属箔をシートごと生地に転写する技法です。
箔押しは版代・箔材料代ともにシルクスクリーンより高く、量産による単価ダウンも効きにくいため、コストのかかる装飾です。しかしその分、インクでは出せない鏡面のような金属光沢と立体感が生まれ、光の当たり方で表情が変わる高級感を演出できます。ファッションブランドのコレクションアイテムなどで多く使われる、まさに「量産品との差別化」を担う技法です。
加えて、虫たちのモチーフには一点ずつ丁寧にワンポイント刺繍を施しています。遠目にはピカピカと華やかに、近くで見ると糸の質感やユーモラスな虫の表情が楽しめる、二段構えの装飾になっています。
FAVORITEのアイテムに虫が刺繍でワンポイントされたTシャツ。
遠くの人にはピカピカして、近くの人はクスッと笑えて、楽しくなります。
ふつうのTシャツよりも丈を少し短く、裾を広げたシルエットなので、おしゃれに可愛く着こなせます。(ひびのこづえ)
コスチュームアーティストとして数々の賞を受賞し、国内外で高く評価されるひびのこづえの舞台衣装やアート作品に通底する「衣服への並々ならぬ情熱と探求心」が、この日常着であるTシャツにも惜しみなく注がれています。











